STORY


その日も、いつもと変わらない朝になるはずだった。

何の変哲もない学生だったはずの伊佐美 夕貴は、 見知らぬ森で目覚める。
そこに現れたのは、頭頂より角を生やした、 まるでお伽話に出てくる『鬼』のような存在だった。
右も左も分からない中自分を「拾った」と言うその男、 『二角鬼』の焔に伴われ、ひとまず夕貴は鬼の村に向かうが……。

道中で現れた『一角鬼』のレキは、戸惑う夕貴を前にして語りかける。
 
「君は、私達がこの世界に呼んだ『王』。私は君を守る『守鬼』だ」

そうして夕貴は、自らの帰る術を探し始めるのだが……。
焔苑と、氷苑。夕貴の辿りつく世界とは?

――異世界ファンタジーボーイズラブアドベンチャー『守り鬼』――